7月からスタッフの端くれに仲間入りしたチロルです。
15年ほど前からうさぎと暮らしています。
最初に我が家の子になったうさぎが私のベジ人生のきっかけになりました。
その子の話をしたいと思います。
最初は友人の猫が子供を産んだら子猫をもらう予定でした。
でも、子供が産まれなかった事が始まり。
たまたま出掛けた街の小さな商店街の小さなペットショップ。
店には鳥と小動物が並べられていた。
大きなサークルに初めて見る耳の垂れた子うさぎが数匹。三万円の札。
「うさぎって三万円もするの?」と驚いた。
店のおばさんは、一生懸命三万のうさぎを勧めてくる。
ふと、鳥かごが並べられた棚を見ると一番下に一匹のうさぎが後ろを向いて粉々になった餌を舐めている。
鳥かごに入って…
私「この子は?」
おばさん「あ〜この子ねぇ、兄弟でいたんだけど、この子だけ残ってるんですよ。
私「まだ子供でしょ?」
お「そうですよ。あと一回りくらいは大きくなりますよ」
私「この子はいくら?」
お「そうだねぇ、3000円」
って…おばさん、今決めたでしょ。
ハッキリいって衝動買いです。
家にうさぎを飼う準備など出来ていません。
でも、この鳥かごに入れられた子を私が連れて帰らなきゃと思いました。
帰宅したら、急いでケージに餌に飼育書を買って、
「ポッキー」と名付けらるたうさぎのためにうさぎの猛勉強!
まだネット環境は我が家にはありませんでした。
色々調べると、うさぎは毛皮に食肉に動物実験に…
不遇な動物だと知り、
私は、毛皮反対、動物実験反対を訴え始めたのです。
そして「でも肉を食べる事はどうなんだ?」という自分の中の矛盾を抱えながらある日ネットで、イルカ猟の映像を見て衝撃を受け、
「牛も豚もこうして毎日殺されてるんだ」
と思い肉食を止めました。
私にこの事を気付かしてくれたポッキーは、
ちょうど10年前の今日、8月10日にたった4年7ヶ月のこの世の役目を終え、月に帰っていったのです。
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